高齢者肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌とは?
肺炎は日本人の死因の中で、がん、心臓病に次いで3番目に多い病気です。
そして高齢者の肺炎の原因として最も多いのがこの肺炎球菌です(30-40%)。
肺炎球菌は抗生剤が効きにくいこともあり、予防接種が特におすすめです。
ワクチンの効果と副反応
肺炎球菌による肺炎に対して、80%の予防効果があります。
副反応としては、多くの方で接種部位のはれや発赤、痛みが認められますがほとんどが数日で改善します。重篤な副反応の報告は約0.002%(10万人に2人)とのことです。
予防接種の対象と費用
- 165歳以上の方で、西宮市から接種券が届いた方(高齢者対象定期予防接種)
- 市からの補助により、自己負担4,000円で接種が可能です。生活保護受給世帯の方は減免の対象(無料)となります。
- その年度内に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方には、西宮市から接種券が届きます。接種を希望される場合は、まずは電話で予約をお取りください。
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接種当日に持参して頂くもの
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接種券
西宮市から郵送されてきたもの。 -
健康保険証など名前・住所・生年月日が確認できるもの
運転免許証やマイナンバーカードでも構いません。 -
生活保護受給世帯の方は生活保護受給証明書
受給者証は不可です。
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- 2それ以外の成人
- 自費での接種となり、費用は9,000円です。
- ワクチンの効果は5年間持続するとされており、それ以上経過した方は追加の接種を考えてください。但し、5年以内の追加接種は副作用の観点から避けてください。
注意して頂きたいこと
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過去に一度でも肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は、たとえ接種券が送付されていても補助の対象とはならず、自費での接種となります。
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コロナワクチンとは2週間以上あけて予約をお取り下さい。
それ以外のワクチンに関して、同日接種とならなければ接種間隔の制限はありません。 -
接種当日に37.5℃以上のお熱がある場合など、体調に問題があるときは予防接種ができません。
まずは電話で連絡してください。